二人の新婚性活 サンプル
ミカサが随分と熱心に、パソコンの画面を見つめている。かれこれ十分はこの状態だ。調べものでもしてるなら邪魔しちゃ悪いと思ってたが、さすがに目に悪くないか?
「ミカサ。パソコンばかり見てたらよくねぇぞ。少し休憩したらどうだ」
ミカサがマウスを動かす。
「もう少しで終わる」
肩をすくめてソファに座り、新聞を手に取った。テレビ欄を眺めていると、「よし」と小さな声が聞こえる。
「エレン」
ミカサが近づいてきた。
「素股をしよう」
新聞が床に落ちる。
「は?」
「だから、素股」
「二回も言わんでいい」
新聞を拾い、ソファに置いた。
「なんでいきなりそんなこと、とか以前にまだ昼だぞ」
「夜しかしちゃ駄目という決まりはない」
いや、確かにねぇけど。
「せっかく調べたので、さっそくやってみたい。善は急げという言葉もある」
「さっきから調べてたの、それだったのか」
ミカサが頷く。床に膝をつき、オレのシャツを掴んできた。
「どうしても駄目?」
上目遣いで見つめてくるミカサは、反則的にかわいい。もしかしてこいつ、分かっててやってんじゃねぇよな。
ミカサの肩に手を置く。
「よし、やろう」
ミカサの目が輝いた。